ロッキード事件

  三木内閣はロッキード事件の徹底解明を目指したため自民党内で「三木降ろし」を招いた。解散に踏み切れないまま任期満了に追い込まれ、自民党は初めて過半数を割り込んだ。中曽根元首相は４月の朝日新聞のインタビューで「任期満了選挙はあまり勝てない。解散する力がないととられる」と当時を振り返っている。

　在職日数２位は、小選挙区制度が導入された９６年総選挙で当選した議員たちだ（１３２２日）。任期満了まで４カ月に迫った００年６月、小渕首相が倒れた後に「密室」で選ばれたと批判された森内閣で解散になったが、自民党は大きく議席を減らした。 多重債務